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緒方亭発酵の学校

発酵食について

緒方亭発酵の学校

皆さんは発酵というとどんなイメージを持っているかしら?

一言で発酵とは”微生物の働く力によって物質が変化すること”です。発酵はまさしく自然現象から始まったと言っていいのかもしれません。

 

では、発酵はどこの国から何年ごろに始まったと思う?

古いところで中国は古代から発酵技術が発達しており、紀元前7000年にはすでに発酵飲料が作られていたとされています。

そして中東(メソポタミア)現在のイラク周辺では、紀元前4000年前にビールが作られていたそうです。

紀元前3000年の頃には、エジプトやインドもパンやヨーグルトなどの発酵食品が古くから作られていました。これらの文明が発酵技術に初期の発展に大きな役割を果たしたことは確かのようです。

 

では日本ではどのくらいの時期に発酵食が作られたのでしょうか?

それは遡ると縄文時代から保存食として始まり、中国や朝鮮半島の影響を受けてさらに進化し、平安時代では貴族や僧侶の間で発酵食品が重要な栄養源として重宝されました。

発酵技術がさらに発展し、味噌、醤油、酢などが一般に広まったのは江戸時代の頃で現在に至ります。

 

昔の人たちの発酵の知恵を、私たち大人が次の世代に継承する役目があると私は固く信じています。

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